プロローグ

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一夜明けて、タイラーは眠たそうな目を開き、ゆっくりと起き上がった。 「ふぁ・・・ん~よく寝た・・・」 大きく背伸びをし、次にベッドを見やる。 が、少女がいない。 「あれ?あの子はどこじゃ?」 窓を開けて覗くと、日向ぼっこをしている狼の少女の姿があった。 「あ~出て行ったわけじゃなかったのか・・・安心したわい・・・」 タイラーは安堵のため息をつくと、愛用の白衣を着て外に出た。
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