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アオイはその言葉を聞いて 口元が少し微笑む。
アオイの微笑みを ジンギは物欲しそうな表情で見つめる。
「・・・」
アオイはジンギのその表情には見向きもせず、
閑散とするタイムズスクエアを 警戒するように右・・・左・・・とゆっくりと見渡す。
「ジンギ君・・・」
「この世界が事実になってしまった この状況下で・・・」
「私は確信したの・・・・・・」
-カシャン・・・-
アオイは右手に持つ名刀<正宗>を強く握りしめ。
「私は人に殺されるのは ものすごくイヤ・・・」
「だから自分の死に場所は 自分で選ぶ!」
その言葉を聞いたジンギは
アオイが強く握りしめる<正宗>を見つめる。
-ガシャ・・・-
ジンギも手に持つ<M16>アサルトライフルを強く握りしめる。
「僕はアオイさんを死なせない・・・」
「僕はアオイさんには幸せになってほしい・・・」
「その為なら・・・僕は」
ジンギは<M16>の引鉄(ひきがね)に右手の人差し指を当て・・・
「自分のHPを使い切る!」
アオイはジンギの真剣なガチな表情をまじまじを見つめる
そしてアオイは思わず「ぷ・・・」っと吹き出してしまう。
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