■RINK_001_クライマックス□

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アオイはその言葉を聞いて 口元が少し微笑む。 アオイの微笑みを ジンギは物欲しそうな表情で見つめる。 「・・・」 アオイはジンギのその表情には見向きもせず、 閑散とするタイムズスクエアを 警戒するように右・・・左・・・とゆっくりと見渡す。 「ジンギ君・・・」 「この世界が事実になってしまった この状況下で・・・」 「私は確信したの・・・・・・」 -カシャン・・・- アオイは右手に持つ名刀<正宗>を強く握りしめ。 「私は人に殺されるのは ものすごくイヤ・・・」 「だから自分の死に場所は 自分で選ぶ!」 その言葉を聞いたジンギは アオイが強く握りしめる<正宗>を見つめる。 -ガシャ・・・- ジンギも手に持つ<M16>アサルトライフルを強く握りしめる。 「僕はアオイさんを死なせない・・・」 「僕はアオイさんには幸せになってほしい・・・」 「その為なら・・・僕は」 ジンギは<M16>の引鉄(ひきがね)に右手の人差し指を当て・・・ 「自分のHPを使い切る!」 アオイはジンギの真剣なガチな表情をまじまじを見つめる そしてアオイは思わず「ぷ・・・」っと吹き出してしまう。
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