■RINK_001_クライマックス□

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吹き出したアオイの表情を不思議そうに見つめるジンギ 「・・・」 そのジンギの表情に アオイは再び笑いがこみ上げてくる 「ジンギ君・・・」 「私に告ってる?」 ジンギは顔を赤らめ 必死に否定する 「ええ!?」 「違います!ぼっ僕が言いたいのは」 「アオイさんは僕にとって生きる希望なんです!」 「ゆっ」 「夢にもアオイさんが出てくるくらい 大切にっ」 「!」 ジンギは突如真顔になった アオイの冷たい視線を感じる 「は?」「私が夢に出てくる?」 言葉に詰まるジンギ 「あ・・・」「えっあっ えっと・・・」 アオイは軽蔑するような目で ジンギを下から上へとゆっくりと見渡し・・・ 「あいかわず キモい」 ジンギは呆然とした表情を浮かべ 「はっ・・・」「すいません」 二人の間に気まずい空気が流れる・・・。 ジンギは気まずい空気たられず、痒(かゆ)くも無いこめかみをカリカリとかく・・・
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