NDB─初めて過るその想い

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※NDV設定メモ 『Nucluer Duel Vendetta』の非公開に伴い、当短編に関わる最低限の情報を載せます。 短編内のネタバレに繋がりそうだったので、最下部に掲載しました。 当然ながらNDVのネタバレにもなります。どの道非公開なので、あまり関係ありませんが……。 ●NDVでのエリーナ ゴルグの傀儡としてNDBでの戦いは見事に演じきる。 ゴルグを打倒し、気絶状態の羚と消耗状態の仲間たちに『闇のゲーム』の改良版である『復讐の聖戦(ヴェンデッタ・ゲーム)』を扱う戦闘構成員を差し向ける。自身も含め、ほぼ全員が消息不明となる。 以降は仮面とフードにて姿を隠した「裏切り者X」として暗躍を続けていた。 羚もまた、瑞稀を見逃してもらうことを条件にサブスタンティアティの構成員となっていたが、NDV主人公の「天津星河」と結託して反目し、ゴルグを今度こそ仕留めた。 しかし既にゴルグの完全な傀儡となっていたエリーナはゴルグが死のうとも、彼の野望を叶える為だけの駒として動き続けた。 結果、かつての恋人同士であった羚とエリーナは負けたものは死ぬ『復讐の聖戦(ヴェンデッタ・ゲーム)』を開始。羚は彼女には僅かながらに自我があることを見抜き、それを信じてサレンダーをした。 だがエリーナは変わらなかった。そんな彼女に次に挑んだのは、名前も言動も変えて生き続けていた瑞稀だった。 羚もエリーナも復讐の対象であった瑞稀は、エリーナの強固な布陣を突破し、勝利。 エリーナは自らの意志を、どう扱えば良かったのか、と呟きながら息を引き取った。 この短編においては、両親の情報を手に入れたハラマが話しかけてきてくれたことで、この結末を回避したという設定です。 ●『ハザード』 サブスタンティアティが開発した記憶管理装置。 実はサブスタンコーポレーションという表向きの会社に所属していたハラマも開発に関わっていた。(本人には分からない方法で) 記憶の封印と開放が出来る。 歓菜がNDB作中にて記憶喪失だったのは、これが原因というのがNDVにて追加設定された。 NDVでは羚もこの装置を利用され、純粋なサブスタンティアティの構成員へと化していた。 エリーナがとても幼かったこと、まだ開発段階で完璧ではなかったこと。 この二つが合わさって、エリーナは記憶想起が可能だったという設定です。 しかし思い出す記憶の量が多ければ多いほど、頭痛の大きさも変わってしまう為、両親の記憶を一気に思い出した時は耐えきれずに気絶してしまったという流れです。
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