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…身体に触れているだけでいいので。
…妖精の皆さんはボクのイメージ通りにお願いしますね!
…あ、友梨さん、悦子さん、漣蓮さん、紗梨菜さん。
ボクのイメージを見ていてください。
これからの参考になると思いますので。
…悪魔の方は… ああ、コウさんっ! あなたもどうぞっ!』
アルトールと話しをしている王と呼ばれた男は死神で、悪魔で天使でもある大魔王デヴィラ親衛隊隊長の御座成功太だ。
アストールは次々にヒトの名を呼んだ。全て功太の家族である。この世界には死神もいれば、天使もいる。そして悪魔もいるのだ。
別の世界に人間の住む世界が存在している。人間が生きて行くために、この三種族は必要不可欠な存在なのだ。
妖精たちが功太の肩に乗った。ゴンタとゼウスは功太が床に座り抱きかかえた。ふたりとも満面の笑みを浮かべている。ほかの功太の仲間たちは功太の逞しい肉体に触れた。
いきなりアストールのイメージが功太に流れ込んできた。それは地中を進んでいる。時折茶色っぽいものが見える。きっとこれは植物の根だろうと功太は感じた。
そしてアストールは探し出したようだ。大きさはわからないが、昆虫のような動物のようなものの身体の一部に見える。
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