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いきなり金色に光る結界が張られ、その物体がのた打ち回っているようだ。逃げようにも逃げられないと言った感じだ。
次に魔法防御結界が張られ、すぐさま物理防御結界が続いて張られた。最後に鎖状の結界が張られ、イメージは消えた。
『余裕でした。皆さん終りましたので。お疲れさまでした』
アストールが丁寧にお辞儀をしてみんなの労を労った。5ヶ月前の戦いで一部を逃がし巨大化してしまった厄災を何とあっさりと捕らえてしまった。イメージを見た者はため息をつくしかなかったようだ。功太はアストールに向き直った。
「オレの予想なのだが、あいつは免疫能力を持っている。準備は完了しているのだが、効き目はあるだろうか? それに、ヤツの大きさはどれほどのものなんだ?」
この数ヶ月間、網を張り待っていたのだがアストールのおかげで一気に捕らえる事ができた。
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