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救世主?
「 はぁ。。。」
最低な男だった。
どうしようもなく・・・。
「 ああっ、もう!どうしていいかわからない。」
「 なぁ、ミーちゃん。
教えてよ。お前も女の子だろう。
どうしたら、気持ち。。。上手に伝えられるんだろう。」
「 ミャァーン。ゴロゴロ。 ニャァーーン。」
「 うううっーーー。」
「 分かんないよ。そんなんじゃ。」
ギューーーッ!
「 ミヤァー!!!」
ギュッと、ミーちゃんをハグした瞬間。
大声をあげて逃げて行った。
「 あぁ。。。ハグしたいな。。。
琴を抱きしめたいな。」
気になる蓮の小説更新を覗いてみた。
「 ~ date ~ 琴 ~ 」
候ご期待!
「 ・・・・・・ 」
「 何だよこれ?」
「 何でこんなんで、閲覧数300超えてんだよ?」
「 それにコメント・・・200超え?」
「 殆どが、女子たちの自己アピールや、
応援メッセージ・・・。
琴の悪口も書いてある・・・。」
いずれにしろ、目立つ存在なのは確かだ。
このままだと本当に、
琴のこと、奪われてしまう・・・。
「 あっ。哲弥更新されてる。
閲覧数10・・・へへっ。少ないな。
仕方ない、俺が毎日見てやろう。」
えっーと、
俺のは・・・
「 うん?」
「 閲覧数・・・ 」
「 1 」
「 ・・・・・・ 」
「 琴に教えてないし・・・。」
「 ポチッ。」
「 読んだ人・・・九条・・・」
「 これって、先生だけじゃんかよ。」
「 哲弥も読んでないのか?」
「 あっ!」
「 閲覧者が2になった。」
「 ポチッ 」
「 善作 ・・・ 。」
「 誰? 」
「 あっ!コメントが入った。」
「 馬鹿野郎!」
「 えっ? 」
京友禅について少し書き上げた内容のダメ出しがされている。
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