契約

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「 コンコン 九条です。」 「 はい。」 「 失礼します。松本琴が登校しました。」 「 あぁ、松本さんかね。」 「 はい。おはようございます。」 室内には、校長先生と教頭先生、 蓮くんと見知らぬ綺麗な女性が一人いた。 「 おはよう。琴ちゃん。匠。」 蓮は慌てる事も無く、落ち着いた様子だった。 「 席に着席しようとした時、 蓮の側にいた一人の綺麗な女性が立ち上がり話しだした。」 「 わたくし、REEENのマネージャーをしています深海と申します。」 「 この度は、松本様には大変ご迷惑をお掛けし 申し訳ございません。」 「 あっ、いっ、いえっ。 」 「 今回、蓮が学校との契約を破り、 軽率な行動を取った為に、このような事態になってしまい・・・。」 「 学校との契約って? 」 「 その件だが、私から説明しよう。」 「 校長先生自ら、契約について話し始めた。」
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