第二章 異変

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我々が 山の上の観測所の前に来た時  何故か 観測所の扉が 外側から つっかえ棒のようなもので 閉めきられていて 中からは 開けられなく SOS 通報を 無線で 飛ばしたようです そこで 私と都筑氏で そのつっかえ棒となってる樹をどかして 中へ入れば 中では 二人のバイト研究員助手が 真っ青な顔色で こちらを見ていました 「おいおい これは いったいどう言うことなんだ? 常盤木教授はどこへ?」と 都筑氏が矢継ぎ早に 質問をすれば 一人の学生バイト助手 柊君が「我々が研究所で 貴方たちの戻りを 待っていたら 急に 教授が 来て すぐに 観測所へ行くんだ と 指示を出して来たので 僕らは すぐに 観測所へ向かったんですよ」
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