第二章 異変

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第二章 異変

我々が 研究所の門を潜り抜け研究所へ 入った先で見たものは 驚くべき光景でした 部屋の中は 何者かに 荒らされていて ぐちゃぐちゃ 机も椅子も 破壊されて 棚は 倒されている有り様 「これは 何? 局地的な地震でもあったのぉ?」と 水野女史が言えば 「いや そんな記録はどこにもなかった それに 机も椅子も わざわざ 破壊したように見えるし」と 都築氏が 答えると 「あれは?」 私が気がついたものを指差せば 二人とも やはり呆然 固定電話がやはり破壊されていて しかも 線も ズタズタに 「これじゃあ 研究所からは 外部へ 連絡とれないぞ」 この有り様を眺めつつ 水野女史が 研究所の奥へ そう 常盤木研究室の扉を 開けば。。。。
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