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「わあ……雰囲気あるなあ……」
金属製の大きいベッドは黒で統一されてて
壁際のローボードにはアンティークなランプが置いてあり
ぼんやりとした灯りが部屋を怪しげに照らしている
貴史君のプライベートを覗き見たような気持ちになり
また胸がドキドキして僕はリビングに戻ってしまった
「内海君 ベッドにいてって言ったのに」
「うん…ごめんね あのさ ゲームするならここでしない?」
「僕らがするゲームはベッドでするものだよ さあおいで」
貴史君の言葉の意味がわからないまま僕は手を引かれて
ベッドの横に連れて行かれた
「座って内海君 どうしたの?緊張してるの?」
ベッドに座った僕はぼーっと貴史君を見上げてて
彼の綺麗な顔が近づいてきても まだぼーっとしていた
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