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「そうか…本当に僕の噂を知らないんだね じゃあ教えてあげる 噂じゃなくて 真実を…………」 ベッドに寝かされた僕にまたのしかかった貴史君は 唇に指を滑らせてからその指を首筋へと流して行く 「僕は君を抱いてみたかったから部屋に呼んだんだよ プールで見た君の素敵な身体が忘れられなくてね でも 君と恋人になりたいわけじゃないんだ 僕のセフレになって欲しいんだよ」 「セフレ……に?」 話しながら貴史君は僕の鎖骨を撫でていたんだけど ただそれだけの接触なのに 僕の身体は硬く変化していて 貴史君に知られるのが恥ずかしくてこそこそと動いていた 「どうかな?セフレになれだなんて最低な事を言ってる自覚はあるからね 無理強いはしないよ」 僕を見つめないで貴史君……なにも…考えられなくなってしまう
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