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第1章春
春...。外の桜はまだ満開に咲き誇っている。
窓に差し込む暖かい日差し
今日も気持ちいい一日が始まろうとしている。
空は青く、すずめが気持ちよさそに鳴いている。
私の名前は、大川菫、今日から中学三年生です!!
(今日から、受験生...もう、昨年みたいに遊んでられない)
「はぁ~...」
まぁ私の学校は中高一貫校で、特に勉強はしなくても、高校には入れるんだけど...問題はその後なんだよね~...
(高校二年生になれなかったらどうしよ...)
「!!だめだめだめ、留年すると決まったわけじゃないし!!ポジティブに!」
自分に言い聞かせる。
「って!遅刻遅刻~!!」
「ごめ~ん!」
エレベーターから、出て、宵と健に謝った。
富永宵、吉野健、二人は私の幼馴染み。実は私...宵の事が好きなんだよね~...(照)
宵は、体育系男子。勉強は中の下ぐらい?かな。
健は、とっても物静か。人見知りで、理系男子。勉強は上の下かな?宵と健は正反対なんだけど、なんか、仲は良いんだよね~...なんでだろ?まぁ15年も幼馴染みやってるからな~...
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