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ここは、、、どこだ。
僕は周りを見渡す。観たことのない景色だ。田んぼに畑。一昔前の下町の様な街並み。
そもそもなんで、、、こんなところに一人でいる、、、一人でいる、、、一人、、、で
いや一人じゃない。近くにいるぬいぐるみを抱えた女の子。そうだ、思い出した。少年は少しずつだがここに来た経緯を思い出し始めた。それは三時間前。少年がここに、本来なら人は入れない場所、13月。そう。入れない場所。生きている人は入れない場所。
それは存在しない月。
三時間前
僕、斎藤 茜は平凡な中学生。背はちょっと小さい。顔はみんなに女の子みたいって言われる。茜って名前も重なり。僕は女の子みたいっていじられている。あと、めはいい。
視力は何だったか忘れたがかなりいい。遠くの鳥の数を細かく何話まで図れるくらいw
そうそう今は学校に行く途中だから急がなきゃ。学校に行く途中目の前がずっと影なのに
きずいた。そして上を見ると人が飛んでいる。いや、浮かんでいる。そう、くらげのように。僕は最近疲れているのかもしれない。そう思うことにした。
・・・・・・・・・・・・あいつを。呼ぶ。です。です。いいです?クマ。
彼女はぬいぐるみに話しかけている。そして茜を見る。
・・・・・・・・・・・・茜。13月にいくですよ。
女の子は笑う。
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