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打ち上げ花火なんだけど
朝早く城に爆発音が響いた
「敵襲か!?」
アレンシアはそう言いながら銃をかまえ城の外に出た
アレンシアの部下である守備隊も皆が銃をかまえ城の外に待機した
「は!?」
アレンシアと守備隊は気が抜けた声を出してしまった。
爆発音の原因はすぐに分かった
「花火見えないんだけど」
国王が朝早くから打ち上げ花火をしていた。
「国王、、、朝には打ち上げ花火は見えないのですよ」
アレンシアは頭をかかえた
「花火朝にみたいんだけど」
国王は半泣きになりながら言った
「分かりました」
アレンシアはそう言うと城の庭にドームを作った
「国王!ドームを作ったので打ち上げ花火見れますよ」
アレンシアは嬉しそうに言った
「花火飽きたんだけど。宇宙みたいんだけど」
国王は宇宙の神秘の本を読みながら答えた
「打ち上げ花火は見られないのですか?」
アレンシアは呆れた声で聞いた
「打ち上げ花火より宇宙なんだけど」
国王は少しイライラしながら言った
お前を打ち上げ花火にして宇宙に放ってやろうか
そうアレンシアは思いながらも我慢し
「宇宙は無理なのでプラネタリウムを用意しますね」
アレンシアは建てたドームをプラネタリウムに建て直した。
建て直した頃には国王は違うものにハマっていた。
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