呪いの包丁
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その包丁は、人を怨んではいなかった。 ただ豆腐への好意であり、自信のなさ故の遠慮だった。 人の手の上で身悶えする豆腐の姿が辛すぎて、包丁は、役目を終えると脇目もふらず、手のひらを急ぎ横滑ってゆく。
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