モミジブライ

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モミジブライ

名称:モミジブライ 種別:鉄甲騎(書類上) 所属:ウーゴ砦守備隊 製造:不明(原型機)/ウーゴ砦修理工場(修理、改修) 操縦士:キタル山のモミジ(正確には着装者) 機関士:ナラン・バド・ホグリゾ 頭頂高:11.5m 空虚重量:9.7t 全備重量:不明(着装者が体重発覚を恐れたため未計測) 機関出力:約820kw(着装時の最大出力は不明) 充填開放時性能上昇率:平均180%(推定) 専用装備:可動盾×2(剣×2、鉄棍×4を格納、大型爪×2内蔵)      〈機巧弓マキナゴーガン〉      〈機巧錨マキナアンカー〉      その他 解説: ウーゴ砦の地下格納庫に放置されていた鉄甲騎。 紺色に赤で縁取られた装甲を持つ外観は、イズルの[鎧武者]に似せてあり、明らかに中原の文化圏で製造された機体ではないことを物語っている。 元は〈サクラブライ〉と呼称され、約250年前に来襲した魔獣の軍団を退けた英雄の装備と伝承されている。 この機体は書類上、鉄甲騎として扱われているが、正体は巨人用動力甲冑である。 搭載されている焔玉機関は、高性能ではあるものの、小型のため、通常鉄甲騎の平均出力と比較して六割強と低いものではあるが、実の所、出力を含む本来の戦闘力は着装者である人型種族〈巨人〉に依存され、更には着装者の動きを直接的に伝達、制御する高度な魂魄回路により、他の機体の追随を許さない運動性能を発揮、今後の経験次第では名だたる鉄甲騎を凌駕する存在となる可能性を秘めている。 背部機関室より伸びる復椀には大型の盾が装備され、機関士によって操作される。また、盾内部には剣や鉄棍が格納されており、それらは組み合わせにより、大身槍、双刃槍に組み替えが可能である。更に、盾そのものにも熊の手を連想させる鉄砕爪が内蔵されている。 他にも、外付けの装備として機巧弓、機巧錨などが確認されている。 現在はキタル山に住まう巨人少女モミジと特務機関士ナランによって運用されている。
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