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ヘオズズ
名称:ヘオズズ(ドルトフ及びゼットス一味に対する尋問にて判明)
種別:不明(脚甲騎と思われる)
所属:不明(ゼットス一党が運用)
製造:不明(文明結社と自称)
操縦士:―
機関士:―
全高:6.4m/10.8m(最大地上高)
空虚重量:9.2t
全備重量:10.5t
機関出力:推定925kw
充填開放時性能向上率:―
装備:無
解説:
兇賊集団〈ゼットス一党〉が〈文明結社〉と呼ばれる組織に売りつけられ、ウーゴ市街の襲撃に使用した、謎の鉄甲騎。
また、クメーラ王国内乱時に藩王国連合軍を襲撃したのも、同機種と思われる
その形状は人型をしておらず、まるで自働車を思わせる、箱のような胴体を上下に二つ重ね、その四方より伸びる筒のような脚部でそれを支えている、所謂〈多脚型〉と呼ばれている機種である。
駆動に必要な内部構造はその殆どが胴体下部に内蔵されており、上部胴体は操縦室並びに機関室に当てられている。
最大の特徴は、四肢に取り付けられた足首の〈手〉であろうか。この〈手〉には当然のように、人のそれに酷似した〈指〉が生えており、ものを掴み、格闘戦にも用いることが可能である。そして更には鉄甲騎どころか四足の動物でさえも困難とされる山岳地帯の走破を実現することが出来る。
欠点は極度の軽量化により脆弱となった装甲で、正面から鉄甲騎に挑めば、相手が脚甲騎であったとしても苦戦は免れず、それにより、この機体の主目的が強行偵察や奇襲作戦、撹乱工作などに限られてしまうことであろう。
この機体は、設計、製造した存在である〈文明結社〉の正体は依然として不明であるが、市井の工房では製作不能な、一部の複雑な機構や魂魄回路が使用されていることから、最低でも工房都市の工場に匹敵する施設を所有する組織であることが推測できる。
余談だが、事件より数日後、この機体に酷似した〈魔獣〉の目撃が多発している。通常、〈魔獣〉の具現化には数年から数十年が必要とされており、守備隊は同一機種による侵入の可能性を考慮し、警戒している。
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