僕が怪獣になった

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エピローグ――――――― 「ねぇ。」 「なに?」 「夕焼けの中、あなたと富士山を眺めていたことがあったでしょ。」 「ああ…あったね。」 「あの時、あたしが何考えていたかわかる? 「何を考えていたの?」 「あたしが怪獣になったら2人で富士山のふもとで暮らそうと思っていたのよ。ふふ…」 「僕は君を富士山まで連れて行ったら、君のお父さんに怒られるだろうなぁと思っていたよ…」 「ふふふ…」
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