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熱い紅茶を飲みながらチラリと晴馬を観察していると、
「そんな濡れた目で見詰められたら……また、襲いたくなるから」
と、困ったように首の後ろをさする仕草をした。
その仕草も懐かしい!
右手首のほくろが、大好きな手が、長い指が……。
「……やっと、会えたんだ」
私はそう言いながら泣き出した。
もう会えないって思ってたから……。
もう二度と、こんな風にしゃべることもできないと……。
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