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私は研究所に入ってみた!
中は清潔感が溢れる水色で
人の気配があんまり無い…
まさか、お休みじゃないよね?
ジキル博士は確かに
今日、この日を指定してきた…
だから大丈夫なはずだけど。
「あ、今日来る新人科学者って君の事か!」
!
「初めまして、僕はアベル・レクィエール
ジキル博士の助手をやらせてもらってるんだ。」
声をかけてくれたのは金髪の
優しそうな男性で私は少しだけホッとした
私
「は、初めまして…
私は仁科クレア(ニシナクレア)と言います
今日から一緒にお仕事させて
もらいますので、宜しくお願いします。」
私はアベルさんに微笑みかけた
アベル・レクィエール
「うん、宜しくね…仁科さん
あ、そうだ!所長の所に案内するよ
さあ、こちらへどうぞ…?」
アベルさんは片手を差し伸べて微笑する
私は初対面の人の手を握ろうか
躊躇ってしまった…
アベル・レクィエール
「どうしたの?
この研究所は以外と広いんだ
手を繋がないと迷子になっちゃうよ?」
…っ
私
「……」
私は自分の胸の前で両手を重ね
アベルさんの顔を見つめる
アベルさんは不思議そうに
こちらに視線を向けて来ていた。
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