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ジキル・クレイス博士
「以前の復習になるが…
夜の10時00分以降は
必ず地下の部屋に戻るように」
私は再び頷いた
ジキル・クレイス博士
「よし、君を歓迎するよ…
さあ…アベル、彼女を初級薬品の生産を
行ってるラボに連れていってやってくれ。」
アベルさんは頷いた
アベル・レクィエール
「わかりました、ジキル博士。
さあ…仁科(ニシナ)さん
こっち、ついてきて」
私は頷いて所長室を出る前に
振り向いて会釈した
ジキル博士は手袋をした
左手をあげて挨拶してくれた
私達は所長室を出て
研究所の廊下を歩く
アベル・レクィエール
「あ、そうそう…
ジキル博士がいる所長室は
入る前に必ずノックして
博士の名前を呼んであげてね。
今はまだ言えないけど
ちょっとした事情があるんだよ。」
事情かぁ…まあ、仕方ないわね…
私
(仁科クレア)
「わかりました、そうします。」
私はアベルさんに視線を向けて頷いた
アベル・レクィエール
「OK、それならいいよ…
さて…初級薬品は黄色と
水色の薬品を混ぜるだけで出来る
メディカルハイドロスリープ
出来たら、ジキル博士に渡すんだ
きっと大喜びするよ。」
私は再び頷いた
メディカルハイドロスリープ…
そう言えば所長室の
机の上にもあったっけ…
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