五人十色のソーサレスライン

プロローグ ウィッチとソーサレス

それはちょうど５０年前のこと。

太古の悪の魔女「ウィッチ」が封印された、決して誰も開けてはいけない、伝説の遺跡があった。

だが、その扉が盗掘者によって開かれてしまい、恐ろしい悪の魔女が目覚めてしまう。

悪の魔女はゆっくりと、だが確実に文明を滅ぼしていく。

人類は国家戦力を総動員し数々の兵器を以て立ち向かうも、邪悪な魔法を操る「ウィッチ」には全く歯が立たず、人類は滅亡の危機に瀕していた。

しかしその頃、「ウィッチ」に対抗するかの如く、人間側にも、先天的な才能により魔法が使える正義の魔女「ソーサレス」と呼ばれる存在が世界各地で生まれ始めた。

初めは「ウィッチ」の手先と考えられ人類から恐れられた「ソーサレス」達だったが、それでも「ソーサレス」達は人類の未来のため、「ウィッチ」と命を賭けて戦った。