無限の居場所

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人の怒りや悲しみ、苦しみや狂気、遥か古より在り続けるソレは、時に誰かの存在理由となってきた。 尽きることも消えることもない負の感情は、また新たな負を産み出していく。 果ての無い憤怒悲哀に囚われた者のために、あるいは己の快楽のために、ソレは姿を表し、牙を剥く。 怨讐の連鎖は、どれだけ世界が回ろうと尽きることは無い。 今宵も復讐劇が始まる。
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