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夜が明けるころ、俺とサトミは連れたってうちに入った。
挨拶もそこそこにキスをすると、サトミは拒む様子もなくすんなりと俺を受け入れた。
服を脱がすのももどかしく、久しぶりの女ってやつを堪能する。それもとびっきりの好みの女をだ。
サトミは長い手を俺の背中にまわすと、瞳を潤ませて透き通った声をあげる。
ことが終わってもう一度キスをした時には、俺はすっかりサトミを気に入っていた。
「お前、ここに住めよ」
「はい。秀明さんがそう仰ってくださるなら、喜んで」
出会ってわずか三日で、俺とサトミは俺の家で同棲する関係になっていた。
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