♪エピローグ♪

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「おかわり、いる?」 「あ。サンキュ」 子供達が出掛けて、私達は改めてのんびりとコーヒーを味わう。 「ねぇ、さっきの話で思い出したんだけど。 何であの日に限って、キスしたの?」 「ん? そーだね、梢の目が兄貴を追ってない事に気付いたから、だと思うよ。 俺はいつも梢の事、見てたから」 相変わらずの、優しい穏やかな笑顔を向ける彼。 私の恋は、あのキスから始まった。 私の彼氏は優しい、いい人。 そして、今は誰よりも大切な旦那様。 この先何年経っても、この心のスイッチは点けたままで―――。 [Fin.]
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