終わりが見えた恋

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終わりが見えた恋

「今日で…もう、終わりにする。 こんな風に会うのも今日が最後だから…」 彼に跨り、私を見あげる彼の目を真っ直ぐ見下ろしながら私は別れの言葉を口にした。 斜め後ろに両腕をつき上半身だけを起こした彼が、その口を開く。 「何勝手な事言ってんの? 終わりなんて言わせないよ」 「…っもう…決めたの…」 「俺は認めない」 彼の片手が私の腰を支えると、下から一気に突き上げる。 「……んんっー…」 食いしばった唇の隙間からは、どうしようもない喘ぎ声がこぼれ落ちた。
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