こーちゃんとの出会い

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個室に入ると L字型のソファーと ガラスのテーブルがあり 今だと カラオケボックスの 部屋のような作りです。 ソファーの真ん中くらいに こーちゃんは 座っていました。 私は こーちゃんに ペコリと 頭をさげ 「こんにちは」と挨拶しました。 こーちゃんは 恥ずかしそうに 「こんにちは」と言い 自分の座っている 左横のソファーを叩き 「ここに座り」と ニコニコしながら 言いました。 私は 少し迷いましたが 隣に 座りました。 私から見た こーちゃんの第一印象・・・久保田利伸似の 優しそうな人。 年齢は 私より 一つ上。 私が 座ったとたん いきなり こーちゃんは 言いました。 「やっと シホちゃんに逢えた~メチャ逢いたかったんやで」と・・・ 私は あまりにも 直球な こーちゃんに ビックリして 笑うしかできませんでした。 それから カオリ マサやん先輩 と4人 色んな 話しをしていましたが こーちゃんは 私しか 見ないんです。 「あんまり 見つめんといて!溶けるやん 」と 私が 言うと こーちゃん 「溶かして 持って帰りたい!」 は?なんてチャラいのでしょう・・・ そんな やり取りを しているうちに 時間は過ぎていきました。 喫茶店から居酒屋に行き 盛り上がりました。年齢的に お酒を飲んだかは シークレットにしておきます。みんな 未成年でしたから(笑) そして その日は 電話番号の交換をして 私は カオリの家に お泊まりしました。
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