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はぁはぁ・・・息が・・・苦しい。
「ナナコは午前中まではここにいたんですが・・・」
ジンが腰に手を当てて仁王立ちするようにして私を見下ろした。
その顔が・・・険しくて・・・息を飲む。
「・・・我々の言うことを聞かない悪い子は、お仕置きをするルールなんです」
高圧的な言い方だ。
続きを言おうとしないのは、私に脅威を感じさせるつもりか。
「そのルールは誰が決めたの?」
私の質問に眉をひそめる男。
「それはもちろん、私です」
「主は?」
「・・・主にはこの部屋の主導権はありません。私が任されています」
「私が言うこと無視したらどんなお仕置きされるの?」
ジンは無表情で私を見降ろした。
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