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「こんな恥ずかしいものをパンツなしで着ろって?女の人権無視もたいがいにしてもらいたいね」
「すぐに着ろ」
私の挑発にも乗って来ない。
何についてそんなに警戒されているのか、わからなった。
取り合えず手を出されないことは喜ぶべきだ。
仕方なくそれを着たら、ふざけたことに短すぎてお尻が隠れない。
侮辱されているのだと感じた。
「・・・これもあなたの趣味ですか?」
ジンは腕を組み唇を自分の指で引っ張りながら私を睨む。
「しばらく外す。おかしなことを考えるなよ。とうやのことを考えろ」
ジンはそう言い残して服をひっつかむと部屋を出て行った。
ガチャンという金属音が聞こえた。
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