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八月某日。
にょたチョコ男子モデルのタッくんは、伊織先生のスタジオへと歩いていた。
もちろん、既に女体化していて、黄色のワンピースにタコ型の帽子もかぶり、気合い充分。
街の目線を一気に集めていた。
なんたって、写真集を出すほどの売れっ子モデルでありながら大好きなお笑いでも結果を残すほどの者だから、注目を集めないはずがない。
本人は大して、気に止めてないがスゴいのです！
ショーウィンドウを見ながら歩くタッくんの前にいきなり人影が現れた。
「タッくん様のナイトで親衛隊隊長、束砂、とーじょー！」
「同じくタッくんのママで親衛隊裏番、更紗、とーじょー！」
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