タッくんのばーすでぃ♪

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入り口の外で良くんに語りかける。 街は既に夜の賑わいを見せている。 良くんが、あっと指を指す。 「ウェディングドレス……」 その指差した方向には、ウェディングドレスをまとった女性とその手を引く女性。 「はろんさーん。もう帰りましょうよ~」 「まだまだ!女体化ウェディングドレスうたうものさんと飲める機会はそうない!七件ははしごするよ!」 「何!そのリアルな件数!」 そのやり取りを見て良くんとタッくんは笑う。 「俺がさ、タッくんに一番世話になってるからなんだって」 良くんは続ける。 「本当の誕生日は、タッくんには家族で過ごして欲しいから、みんなで話して今日にしたんだ。それでみんな、言うんだ。タッくんにちゃんと感謝を伝えなよって」
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