すべてはあの時から

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 否定しない向きだと考えていいのでしょうか?このまま男の次なる言葉を待つことにしました。一方それまでの間、改めてここの画廊の様子を見るとちんけな感じがしてきました。それというのもまるでよく公民館で催される作品展の様な陳列だったからです。何分、二つ折りの会議テーブルに白のクロスをかぶせそこに絵を置いていたからです。壁にかけるでもなく、手に取って観たらという具合に。そして、すぐ側にその折りたたまれていたテーブルが 置いていました。模様替の途中だったのでしょうか?ガッシリとした盾の様な趣きを存在感としてみたのです。
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