第6章すべてを失った 空が晴れるまで

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第6章すべてを失った 空が晴れるまで

と「はぁはぁはぁ あっあおいくん」 とうとう俺もこの手を汚してしまった。誰もつかめない 俺を苦しめていたものがいなくなったら今度は自分で自分の首を絞めてる と「情けないもう後戻りできないんだ」 その場にへたりこむ。あおいくん白さんとそっくり綺麗な笑顔あおいくんの顔をそっとなでる。 はらはら 大粒の涙(雨)が流れ出す と「あああぁぁあぁあ”あ”あ”あ”あ”ぁああ」        空白の数分  雨は一向に止む気配はない。俺はただただ灰色の雲が埋め尽くす天を見つめているだけ と「さむ」 気「とみたん」 えっぷっぷんちゃん何でここに?! プ「あおい君ととみたんが言い争いしてるの見えたから」 走って来たのか息が荒い くっ警察行き決まりだな(笑) プ「ねぇこの事2人の秘密やね」 と「は?何言ってんのそしたらプンちゃんも共犯んきなるんだよ] さすが気まぐれプリンスというだけあって『キマグレ』なのか プ「とみたんは僕と一緒に買い物に行ってた。雨が降って来たから車の中でゲームをして時間をつぶす」 と「ダメだそんな事できない俺は親友を殺して恋人も失った・・・もう生きてる意味なんかない」 そうだ俺の人生は白さんがいて成り立つもの。     君をもう一度抱けるなら二度と日が昇らなくていい プ「ダメやで!リーダーとエースがいなくなってとみたんまで死んじゃったら もうMeseMoaは終わってまう。自分を攻めたあおい君が罪を洗い流すためにとった行動」 また俺の目から涙が流れる気の抜けた俺の腕を引っ張って行くプンちゃん あぁどんどん離れていくあおいくん もう会えない 俺はMeseMoaのとみたけとして生きていく 悲しみと罪と孤独を背負って
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