第1章始まり 涙の雨

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この恋は皆さんが思っているような 彼氏彼女のラブコメ なんて甘ったるい物語ではありません。 悲しく、孤独で心に雨が降りそそぐ男たちの物語 あ「俺、白服さんといれて幸せだよ」 し「・・・・ありがとう」 そう言って彼はすぐに下を向く俺(あおい)が白服さんと付き合い始めて半年とちょっと ここ数日間彼は俺を避けるようになった。 なぜかわからないが話しかけても最低限の事しかしゃべってくれない あ「俺なんかしたか?」心の中でいつも思う けど、そんなことを思うのも今日で終わる いや終わってしまったんだ 俺はいつも通りMeseMoaの練習に行き鏡に向かってひたすら踊った ここに来れば白服さんに会える。OFF白ON白でだいぶ印象変わる人だけど、とても優しくて大好きだ 休憩の合間はほとんど話さなくなってしまったけど ノ「あぁーおわた~なぁ皆で飲み行かへん?」 二「いいねぇー」 ノ「もちろんプンちゃんのおごりで」 気「えぇー何でなん?!」 あ「俺も行くー」 やっぱみんなといると楽しいな あれ? あ「ごめんスタジオにスマホ忘れてきたとって来る」 たんたんたん 階段を上るエレベーターより運動した方が得 スタジオは3階 1階 2階に着いたとき声が聞こえた。 聞きなれた優しくてきれいな 白服さん? 俺はそう思って声の聞こえる方へ歩いていく。暗い廊下を歩き角を曲がる あ「白服さ・・・・!」 そこにいたのは確かに白服さんだだけどもう一人 とみたけ・・・ あぁなんだかほっとした最近白服さんの様子がおかしかったのはこれだ とみたけとの 不倫 二人は強く強く抱き合いkissを交わす 最初は白服さんに避けられてる理由がわかってほっとしたでも二人のkiss 声を聴いてるうちに心の底から何かが込み上げてきた。 制御できない壊れる壊れる壊れるあぁぁぁあぁぁぁぁぁああぁぁぁ! 声にならないこの気持ちを歯を食いしばってごまかす 血の味が口に広がる フラッ 力の抜けた体を引きずりスマホを取りに行って階段を下りて 外に出る ノ「遅かったなぁ」 気「ほな行こか」 6人のメンバーはワイワイ話しながら夜の繁華街へ歩いていく あ「ごめ 俺やっぱいけないや」 走るただただ走る ザァーー 突然の雨は俺の心みたいだ 冷たい水の雫が髪を目をほおを伝う あ「良かったこれで多分俺の涙はだれにもバレナイハズ」
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