第3章君のそばで 孤独な答え合わせ

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第3章君のそばで 孤独な答え合わせ

と「白さん出でくれ」  俺は今白服さんに電話をかけているでも応答はない 事件の引き金は俺と白さんの関係。昨夜MeseMoaの練習が終わった後、俺と白服さんは2階の廊下で待ち合わせしていた。 と「白さん! 」 し「とみたん・・・」 俺がほほ笑むと白さんも同じようにほほ笑み返してくれる 俺はやさしく白さんの体を引き寄せkissをする 何度も何度もあなたの心に俺が 俺という存在が刻まれるように。 元々白さんはあおいくんと付き合ってた。むすめん。結成当時から3人で遊び行ったり ダンスの練習だって常に3人一緒だった。けど1年前くらいから白さんとあおくん2人でいることが多くなって俺は邪魔者でしかなくなった。 白さんと過ごしてきた年月は俺の方が長いし、白さんの性格も好きな物も全部わかってた でも白さんはあおいくんを選んだ。 白さんからその話をされた時何かが俺の心に突き刺さった。「良かったね」口先だけの言葉を放ち白さんに背を向けた。 それからだ白さんとあおいくんが付き合ってから何回もケンカをしているのを見たことがある ある日俺はしぇあハウスで動画の編集作業をするのに時間がかかり14時を過ぎていた。他のメンバーは全員眠っている ガラガラ 玄関の戸が開く音がしてリビングにボロボロになった白さんがきた。 と「白さんどうしたの?今日あおいくんの家いくって」 し「・・・あおい君を怒らせちゃった」 大粒の涙が滝の様に流れ落ちる。うつむき両手のこぶしを力一杯握り立ちすくむ白さん その姿を見ていたらいてもたってもいられなくなった。 と「白さん」 そっと包み込む。俺より身長の低い白さんは胸の中にすっぽりおさまった。 しろ「あ”あ ぐすっ」 涙が止まらない白さんかわいそうに。あおいくんとじゃこうはいかないだろ。 泣き仕切る白さんの体温はとても熱くて、今まで聞いたことのない弱々しい声だった。 と「落ち着いた?」 し「うんありがとうとみたん」 ホットミルクを飲み落ち着いた。かわいそうな白さん 俺は君の笑顔を守るためなら何だってするよ。
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