第4章傷ついた・・・ 錆びる心臓 朽ちる感情

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え?どうしよういや、どうしようもないこの涙。雨の様に流れてくるやっぱりあおい君に抱いてほしい ぎゅ え?! と「何も言わないでこのまましばらくいたい」 って言われても し「ダメッあおい君に怒られる」って言わなきゃ彼の大きくてたくましい胸の中から抜け出せない。なのに傷ついた俺の心がとみたんをはなさない と「ずっとこうしたかった。あおいくんに出会う前からむすめん。に入る前からずっとそばで見守って来た。でももう限界俺を一番にして?」 俺を抱きしめる力は強くなり声は震えてるそんな風に思ってたんだ し「ごめんとみたん俺にはあおい君がいるから」 心臓がうるさくなってきたそれは、とみたんも同じでも泣いてる何で?とみたんが泣くの?俺だって悲しいのに。とみたんに自分を重ねてみてしまう愛する人に拒絶される。悲しみ し「とみたん・・・」俺もとみたんを抱きしめる ごめんなんて感情は錆付き俺とあおい君の歯車を狂わせる 雨が降って来た俺ととみたんの戯れをかくすように とみたんの肌はなめらかで腹筋が割れててあったかい。自分より背の高いとみたんは全て包み込んでくれた。
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