ひとつの星
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「すり替えられているのかもしれない。 俺達の記憶は」 「ちょっとォ!マジ怖い事言わないでくれる!?誰がアタシ達の記憶すり替えてるって言うの?」 キールは即座に私達が予想もしない人物の名をあげた。 「――マザー。 俺達の住む世界は全てマザーによって改善させられている」 図書館では大きな声を出せない為私達は宿のキール達の部屋に移動した。その間私の頭の中はパニック寸前だった。
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