僕はスライム、スライムでいよう

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だから僕はスライムなんだ。 ーーーーーーーーーーーーーーー ガタンッ。 「うわぁぁ!」 座っていた椅子が足を失くしたかのように後ろへ倒れた。握っていたスマホも手から離れ床に落ちた。 教室の入口付近から女子たちの笑い声が聞こえる。 「ご、ごめんね...。」 「怪我...してない?踊ってたらぶつかっちゃって...」 情けなく床に寝転ぶ僕を逆から見下げ彼女は顔を赤らめ、照れ隠しのように手を頭の後ろにまわしてそう言った。 「あっ!スマホ!!割れてない?!」 と言って彼女はあわてて僕のスマホを手に取った。 まずいっ!と思ったが遅かった。 彼女はきょとんとした顔で「僕はスライム...?」 僕はあわてて彼女からスマホを取り上げる。
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