歌え。

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それは、哀しい旋律だった。 ピアノだけで構成された曲。 「どう思った?」 「哀しい歌だった。」 彼の心情が、痛いほどに伝わる。 どうにも出来なくて、もがくことしか出来ない。 逃げてしまいたいという叫び。 「でも、何よりも強かった。」
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