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アリスチェシャ猫『さて………どうやって赤い海をわたろう……かな?』
チェシャ猫アリス『アリスチェシャ猫が乗せていってくれるかい?』
チェシャ猫アリスは無理な注文を出した。
アリスチェシャ猫『……………無理よ。』
チェシャ猫アリス『さぁ………いこうか。アリスチェシャ猫。』
チェシャ猫アリスはアリスチェシャ猫を肩にのせ赤い海をわたる。
ここにもへんてこな会話がおこなわれていた。
アリスチェシャ猫『重くない?』
チェシャ猫アリス『重いよ。』
アリスチェシャ猫『え!ここは重くないよ…が普通じゃない……?』
チェシャ猫アリス『フツウ?………そうだね。』
アリスチェシャ猫『…………どっちが本当なの?』
チェシャ猫アリス『どっちもだよ。アリスチェシャ猫。』
アリスチェシャ猫『意味わからないわ。』
困るアリスチェシャ猫。チェシャ猫アリスは楽しそうだ。からかっているのか………?そこはわからない。
しばらくして、犬のオモチャがチェシャ猫アリスの前にやってきた。
チェシャ猫アリス『………』
ガシャッッ!!
沈むはずの犬のオモチャだったが、チェシャ猫アリスに踏み潰された。何もなかったように……
アリスチェシャ猫『?何の音?…………あ!お城よ!』
二人は森の中へと歩いていく。
そして…………………………壊れた犬のオモチャの残骸は沈んでいく。
登場した意味は………?不明である。
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