第1話

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~~~ ジール村に転移し帰ってきたショウは膝をつく、、、。 「ふう、、、疲れたな・・・魔力もギリギリだし・・・。」 「おい、ショウ大丈夫か?」 ふらつくショウをチャーリーは、 村人達が焚いた大きな焚き火の前に腰を降ろさせる。 元々ショウは純粋な魔法使いでは無い為、 転移は一人しか出来ないし相当な魔力を消費する為、 かなり燃費が悪い。 「・・・明日の昼には王国の騎士団が来るよ・・・?」 「そうか、、、こっちも村人に手伝ってもらって盗賊共全員縛ったぜ?」 チャーリーはショウの隣に腰を掛けエールを飲み干すと、 「さっきイエーガーさんに話が有るって言われたんだ・・・。」 少し真面目な顔をしたショウがチャーリーを見る。 「・・・俺はもう軍に戻る気はねえぞ!?」 「そりゃあ、僕も戻りたく無いけど・・・一応恩人だし、、、」 「お前は前の大戦で十分その恩は返した、、、それともまた戦場に戻りたいのか?」 「・・・それは、、、ん?」 「ああ~!」 ショウはチャーリーに言われ項垂れると、 女の子が目を見開いてショウを指刺している。 「・・・チャーリーこの子は?」 「さっき盗賊のアジトで助けて来た内の一人だ・・・。 アジトが空だったからそのまま全員連れてきたんだ。」 「ふーん、、、可愛い子だね?」 「ああ、、・・・両親は最初に盗賊に襲われた時見せしめに殺されたらしい・・・。」 「・・・・・」 「おにいちゃんたちがきゅうせいしゅさんだ~そんちょーがいってた!」 女の子はショウの手を掴み引っ張ろうとする。 「こっち、こっち、みんなまってる!」 村の真ん中では盗賊から解放されたせいか、 若い衆が笑いながら踊っており、 酒瓶片手に騒いでいる・・・。 「チャーリー、僕・・・ちょっと行ってくる。」 「おう、、、俺も行くか・・・。」 「おにいちゃんたちおいていくよ~?」 ショウとチャーリーは村の少女に引っ張られると、 村人たちに交じり騒ぎ出す。 ~~~
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