第1章仰天?? 部活後のシャワー室でのこと…

4/4
4人が本棚に入れています
本棚に追加
/11ページ
丁度、冬に雪を丸め雪遊びするみたいに泡を丸めてはイタズラっぽく、相手のところ構わず色んなところにくっつけ合い、最後は年甲斐もなく、ギャギャーとはしゃぎ騒ぐ始末だったんだ。  だけど、そんな時間もあっという間に過ぎ奴の方から… 『もうそろそろ終わりにしようか!?』と不意に言ってきて、この場に及んで、余りの心地よさ楽しさに…『いやっ!このまま、もっとやっていようぜ!』と言うのもおかしいと思い急に現実に引き戻されたような気分になり俺も…『あーっ!そうだな…』とあっけなく言ってのけ 最後の仕上げでもないけど、かわるがわるシャワーを相手の頭から足先まで掛けてやり洗い流してやったんだ。すると奴の方から… 『これで、サッパリしただろう!じゃー俺は先に行くからな!』と言い残すとカーテンを、さっと開け誰もいないのを確認するとシャワー室から一人出ていった。 逆に一人残された俺はといえば余韻を残すかのように洗い立ての髪の毛から、そんな奴が去っていく後ろ姿を映すかのようにしポタリとしずくが垂れていった。
/11ページ

最初のコメントを投稿しよう!