16人が本棚に入れています
本棚に追加
怒涛の記憶が流れている
深い川にのまれている
その戦場に生れ落ちた魂は
自らの意思でそこに辿り着いた
研ぎ澄まさなければ感じられない尊い光を求めて
あなたは果敢にもその激流へ身を投じたのよ
人の子は親からそれを受け継いでいる
辛い記憶がその行動の根本に存在している
激しい感情と記憶がつながっていて
刺激を受けるたびに悲鳴と痛みに身悶えている
その痛みの鎖に子供を繋いでしまう
何が幸せなのか公平なのか
わからないから気付かない
自分が体験した拷問を子供にも背負わせてしまう
それが不幸だと気付けば止められるのに
気付けば変えられるのよ
気付かなければ永遠に繰り返すの
その無限ループから脱するかどうかの
「本番」をやっているのよね
人生は
「魂」には痛みも悩みもない
人としている間にだけその特別な環境で葛藤を味わう
研ぎ澄まさなければ感じられない尊い光を求めて
私達は果敢にもその激流へ身を投じたのよ
悩みも生きる難しさも何もない世界は
無味無臭無色で平和だから退屈なのよ
あなたも私もない
誰かと誰かという境界線も無い
それが素晴らしいと同時に
時間も休息もない
だから反発し合うことも欲するように求めているの
虚無と存在は紙一重なのよ
プロセスはそれぞれ自由なスタイルで問題ないわ
どんなに短くても長くても
どんなに極悪非道で愚かでも
どんなにセレブで豊かでも
どんなに極貧で惨めでも
どんなに病弱で辛くても
たどり着くゴールはみーーーんな同じなの
お好みの演出でドラマを創作しているの
他人に利用されたり馬鹿にされることなんて幻想で
自分さえ自分の好みを知っていれば
他人に付き合うのも自由だし
他人のドラマから離脱するのも自由なの
自由なのよ
お好きなままに
どうぞ、あなたの人生は
あなただけのもの
関わる人と交流できて相互与え合い教え合うの
見上げたり見下したりする必要もないの
お互いそこに居ることだけが真実でいいのよ
幸福にものさしは要らない
誰もが皆いつかはひとつに解け合うのだから
最初のコメントを投稿しよう!