第4章 学園に通います。ということで、キャラチェンジ☆

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……さて、やって来ましたのは、勿論ここ『王立エルディノ学園』の門前。 ただ、すごい長い。 本当、すっっっごく、長いの。 何がって、門から校舎までの距離が。 これ転移していいレベルだよね? 全寮制だから馬車で来るとかもないし、無駄な間隔な気がする、ほんと。 《おやおや零帝様、まだそのような所でございましたか。どうぞおいで下さいませ》 《ちっ、出たな陰険j……こほん、【風帝】。分かっているよ、この無駄に長い道のりを歩く趣味などないから、今すぐそちらに行くとしよう》 《…おやおやおや、それは失礼をば。ですが『転移』なさるのなら学園に張られた結界には傷一つ付けずにお願いいたしますねぇ》 《当たり前だろう。ではね》 一方的に繋げていた念話を切ると、こちらの姿を見ているであろう陰険ジジイから姿を隠しつつ軽く走る。 神の身体能力をもってすれば、多少遠い学園長室であろうとすぐに着く。
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