第4章 学園に通います。ということで、キャラチェンジ☆

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念話の魔法は無属性固有のもの。 無属性保持者が基本属性を持たないことで分かるように、少なくとも『風』属性を持つ【風帝】は勿論無属性を持たない。 たとえ持っていたとしても、『風』の属性を持っていることによる縛りの方が圧倒的に大きく損しかしないが。 よって、今会話が成り立っていたのは実はそこそこ面倒な仕組みによるもの。 まず、【風帝】は私にしか届かないように制御しつつ風で声を届ける。 それと同時に学園の管理システムの一部っぽいのでこちらの姿を見ながら会話するだけ。 念話は自分からかけるだけで終わるが、 実際面倒なのは確実にあちら側だろうがそんな事は知ったことではない。 わざわざそんな手間を掛けてまで嫌味を言ってくるあっちが悪い。 と、そうこうしているうちに学園長室前に着いたので遠慮なく開けさせてもらう。 後々、ノックもせずにマナーがなってないと言われようと知るか。
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