第4章 暗い過去

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第4章 暗い過去

 寺島はハルのことを愛していた。寺島は生まれつき男が好きだった。12歳のとき、隣のクラスの文也って子を校舎の後ろにある雑木林の中に誘い出した。  文也のお尻をアナルバイブで弄った。 「僕、そーゆー趣味ないんだよ?」 「遠慮するなよ?」  文也の白い尻は赤く染まり、玉のような汗が浮かんでいた。  文也がキャミソールを身につけていたから、絶対男に興味があると思っていたが、単なる女装マニアだった。女装をしているからゲイとは限らないってことだ。許せなかった!真剣にBLであることに悩んでいる人もいるってゆーのに!  文也のしたことは死刑に等しかった。  寺島は文也の小さな乳首を摘まんだ。 「君は人間として最低だ」  グーで頭を殴ってやった。 「何するんだよ!」  寺島は全裸になって文也の前に仁王立ちになった。革靴だけは履いている。ぺニスは半分硬直していた。コンドームを装着した。  ナカに出してもいいと思っていたが、やめた!  こんなクズの性病なんてもらいたくない! 「くわえろよ?」  イラマチオを強いてやった。  ねちっこい愛撫をしてやった。  殺すまえに可愛がってやろう。あの世に堕ちたら愛情なんて感じられなくなる。  文也は涙を流しながら首を振った。  カッターナイフを首筋にあてがった。 「死にたいのか?」 「わかった、するから、殺さないでくれ?」  怒張した寺島のぺニスを文也はディープスロートした。寺島は文也の口内にみずからの唾液を垂らした。  文也をサッカーボールみたく蹴った。  ボコボコにして頸動脈をカッターで掻き切った。  大量に血が迸った。  文也の死体を穴の中に埋めた。  あれから何年も立つが死体は出てこない。  もしかしたら息を吹き返して這い出てしまったのだろうか?  文也のときとは違ってハルとは互いに愛し合っていた。誕生日にはケーキを一緒に食べた。  ハルからはテディベアのぬいぐるみをもらった。  ハルは自らの尻にバイブを突っ込んで、寺島のぺニスをフェラチオするのを好んだ。 「オチンチン舐めると、唾液がいっぱいでてくるわ?今までの彼氏はおじさんばっかりだったからさ?本番までが時間がかかっちゃうの?寺島くんはすぐに感じてくれるから嬉しいわ?」   来月は沖縄に行くはずだった。  あの女が現れて全てが壊れた。  ハルは魔法の薬を使って男に変貌した。  コロス。
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