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カイアさんが浄化から戻ってきて、依頼の後金を渡した後、私たちは同じ席に着きいろいろと話し合った。
今回の反省会……?
いや、思い出話か。
皆、初めての冒険で浮かれていたのかもしれない。
そんな中、初めての報酬で装備品を買ったり、道具を揃えたり、朝食の後はみんなそれぞれの時間を過ごした。
そう、私はと言えば……。
やっぱり素敵なカイアさんを見て、自分磨きを行おうと思った。
つまり、お風呂に向かったのだった。
「絶対、カイアさんより可愛くなってやるんだから。」
と言いつつ、希少な石鹸で体をゴシゴシ何度も洗っていたの。
けど、石鹸使ったから余計と肌が荒れてしまった。
お風呂から上がると、荒れた肌が冬の風でひりひりする。
「う~、やっぱり石鹸で洗うのはよほど汚れた時ぐらいにしよう。」
私は心に固く誓った。
その後、共同の物干し場へと向かい、昨夜干しておいた服を取り込んだ。
洗濯物を部屋に持ち込みたたんでバックパックにしまう。
それが終わると、再びみんながいるであろう1Fへと降りて行った。
すると、円卓ではウィムさんが獣皮紙を広げ、それをみんなが覗き込んでいた。
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