第1章 第2の冒険? そのお味は?

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「これは引き受けようよ。 神父さんにお世話になったわけだし。」 私は皆に受けるよう促した。 ついでに、今晩の部屋代をおやじさんに渡す。 「大部屋で、お願いしますね。」 金貨5枚を支払った。 「おう、確かに。」 おやじさんは、私の渡した金貨を確認しながら笑顔で言う。 「オレはやっても良いよ、神父さんにはお世話になったしねー。」 と、リオさん。 そう言えばいつの間にか、頭の装備が変わっている。 早速買い物したんだね。 そう言えばウィムさんも、全体的に装備が変わっているよ。 私がお風呂に入っている間に、装備を一新したんだ。 「俺も受けるぜ。 クリスマス会の夕食に七面鳥は出るんかな? 俺もプレゼントが欲しいなぁ……。」 ジェニス君……そうだよね。 孤児院の子供たちはジェニス君と変わらない子たちだもんね。 よ~し、ジェニス君にはお姉さんからプレゼントだ。 私はジェニス君の喜ぶ顔を想像しながらニヤニヤしていた。 するとウィムさんは依頼書にサインをし始めた。 私もウィムさんの後にサインをする。 「買い物なら、もう少し力持ちな人か人手欲しいよね? オレ重たいのムリだしー。」 リオさんがそう言いながらも、依頼書にサインをした。
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