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5 今度の音は…
あれから、どれくらいの眠りについていただろうか。
何となく、ふと目が覚めた。時刻は朝の4時過ぎであった。雨は止み、父親のいびきが聞こえる。だが、あの音はやんではいなかった。だが、俺はまた妙な事に気付く。
今度、その音は俺の部屋の天井から聞こえてくるではないか。今度は天井からするとなると、その人はどれだけハイパワーな力の持ち主なんだろうと思った。田舎にも凄い丑の刻参りをする超人がいるものなんだなと思った。あれから2時間も経過したのか、そう思った俺はまた、疲れたせいなのか、再び眠りについてしまっていた。
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